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活動報告

「障がい者アート」を媒体に社会を拓く

「生きづらさのない社会をデザインする」ことを目指し2022年から「対話アートNAGANO 」として、障がい者のアート作品などを社会との媒体に、障がいや生きづらさへの接点をつくる活動をしているナナイロさんのイベントに共感、2022年から時々、ワークショップなどに参加しています。昨日は対話ウッホッホ展の2つのイベントに参加しました。

ここにきて、話を聞いたりアートに触れることで、私自身が社会生活の中で感じる息苦しさのようなものから、自由になれる感覚を何度も得ています。

イベントを通じて、違う意見をフラットに聞くという空気感に触れることで、受け入れるということの意味を理解することが体感できます。それぞれが違う存在であることを本質的に認めるということは、現代の日本人はとても不得意です。画一化された考えを私たちは教育の中でたたき込まれてしまっていて、中々そこから逃れられない。ここで多様なアートに触れ🎨🎭たり、普段出会わない方々の声を聴くことで自分の心が開かれています。

12月の一般質問で、ナナイロさんの活動に触れ、言葉だけではない多様を認め合う社会作りに向けて、まちなかアートの一環としてナナイロさんの目指す「コモンズアート」に彩られる地域への願いを提案しました。

「障がい者のアートや対話アートの活動を通じて、違いを理解しようという意識の底上げをしていけたら」とナナイロ代表の中山拓郎さん。違いの理解ということそのものへのフィルターが掛かってると感じることは、実際の暮らしの中では多々あること。対話を成立させる前提づくりを意識的に取り組もうというナナイロさんの取り組みはとても意義があると思っています。

私の夢は、2028年の全国障害者スポーツ大会が開かれる折に、松本のまちを障害者アートで彩り、全国各地から訪れる多くの関係者たちを迎えること。そして、住む人たちをインスパイア―し、人の心の境界を広げていくこと。アートを得意とする松本の一つのアートシーンであり、生活の一部となり、幸福感を共有できる人間関係が増えていくこと。

28年を一つのフックに、ナナイロさんの活動が広がっていくと面白いと思います。