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まちづくり

商都松本の「あめ市」と浮世絵展スタート

今週末土日と、商都松本のお祭り「あめ市」が中心市街地各地で行われました。

まちなかには、どこから出てきたのだろうという大勢の人であふれ、また、ところどころで出店や出し物を披露しており…歩行者天国だった日曜日は晴天に恵まれて、本当によかったと思いました。

子供の頃は町内の子供会でだるま売りをしていましたが、こんなに大きなイベントではなかったように記憶しています。コロナ明けの去年、それでも人の流れが大きいお祭りになったことに驚きましたが、今年はさらにびっくりです。

金曜日に牛繋ぎ石のある本町2丁目町会のあめ市準備を見学させていただくため、あめ市の「市神様」を普段祀られている深志神社に「ご神体」(神輿)の準備に加わらせていただき、神事からメディアガーデン前の拝殿設置を拝見しました。まちの人挙げての大きな作業で、さすが親町だなあと感銘をうけました。本町2丁目のご神体は、文政9年(1826年)に上棟された最も歴史あるもので、事代主命(七福神の恵比寿様)が遷座されているそうで、大漁満足や商売繁盛にご利益があるそうです。コロナ前までは、まちで神輿を担いでいたそうですが、担ぎ手の不足や高齢化等で、今は拝殿に遷座させているようです。建造から200年という節目となる2年後、新しい神輿を作れないかと考えているそう。こういった活動がなんらかの新たなまちのうねりとなること、どうしていくのがいいか、いろいろと思いをめぐらせ、実現に繋がる動きを後押しできたらなと思います。

あめ市スタートと同時に、松本市立博物館では酒井コレクションによる浮世絵展がスタートしました。金曜日、あめ市の準備の後に、経済文教委員の公務としてオープニングに駆けつけ、内覧させていただきましたが、島立の日本浮世絵博物館所蔵のコレクション展で「至極の大衆文化・酒井コレクション」と題した作品の数々から、日本人のDNAというものの奥深さを見せつけられたような感覚。日本人の本来の良さとその特徴を、学んだり味わい直すことが大切な時代だと思わされます。

作品の入れ替えもあるということなので、ぜひ2回、お近くの方はお運びください!