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まちづくり

白馬ー松本 観光バスプロモーションへ

15日に今日から始まる白馬ー松本の観光バスのプロモーションへ、白馬スキー場のエスカルプラザに行ってきました。

コロナ前の2019シーズンから白馬のスキーシーズンがオーバーツーリズムで、白馬村からの声掛けがあって、ホテル旅館組合の方々が「山賊焼き応援団」と一緒に甲冑姿でプロモーションに出かけ、海外の人たちに好評でこれを機に松本観光に訪れるインバウンドも出てきたり、中町商店街振興組合でも、インバウンド対応のツアー等もやっている中、コロナが明けてリベンジでもありました。

このような流れも踏まえ、昨年3月に白馬村、長野市、松本市による訪日客の受け入れ拡大と長期観光に向けた3者で連携協定が結ばれる中、松本への足が課題ということで、9月議会でバスなどの交通を今期から準備する提案に対して補正予算が組まれ実現に至りました。

今日から2月14日までの一か月間、白馬と松本間を一日往復1便運行するわけですが、まずは定員49名のバスを埋めることが目標となります。しかし、これはあくまで一歩。来た人々が冬の松本城を観るだけにとどまらず

①飲食店、小売店などでまちの賑わいに繋げ、冬の松本のまちの活気の起爆剤とする

②松本ならではのさまざまな文化体験の機会のインバウンドへの拡がり

③これらの充実から松本に滞在してみよう!とスキーの合間に、ホテルや浅間温泉など旅館等の滞在に繋げる

④松本市街地にとどまらない、乗鞍スキー場などその他広域へ、スキー客をいざなう

といったワクワクするビジョンが広がっています。これらを多くの人と共有することが大切だと感じています。

実現に向けては、関係各所の機運醸成がとても大切になってきますが、なかなか市街地の飲食等に聞いても、知らない人が多いのが実状と感じ、メディアへ呼び掛け、行政と民間の連携を促したいという一心で一緒に動きました。

白馬村に行ったところ、官民連携が本当に進んでおり、それぞれの役割分担や得意分野を活かしあった動きをしていることを目の当たりにしました。他自治体等でも仕事をする中で感じたことですが、柔らかい考えで協力し合えるところほど、相乗効果を生み出します。少ない人数でもだからこそ充実した取り組みとなり、わくわく感や楽しさが外へ繋がると思うのです。

市議になり約10カ月、活動する中で、松本の場合は行政とまちが繋がりにくい、それぞれがそれぞれの考えでやっている印象が強いことに気付かされます。人口も減っている今の世の中にあって、本当に良いところを活かしあおうというマインドを持たないと、何も為せないと強く思うのです。

行政とまちだけでなく、まちとまちの間にも似たような現象があるのかもしれません。これまで培った考えを変えることは簡単ではないと思いますが、個々を認め合いながら作り上げていく意識をもって、私自身も活動していきたいと思っています。

余談(^^)

久しぶりに白馬で冬景色を見て、心が洗われた時間でしたー中々できなくなったけど、冬のスポーツやりたいです😢